車をぶつけられたのに加害者にゴネられた。警察を呼べばよかった

自分が悪いのに、ゴネる人はいるんだな、と大学生の時に初めて知りました。

被害にあった状況

大学4年生の春休み。軽自動車で旅をしました。軽自動車は自分の車です。当時は京都に住んでいて、東京と京都を往復するひとり旅です。行きは高速で東京まで行き、帰りは高速を使わず下道でのんびり、帰る計画です。

箱根、御殿場、修善寺、浜名湖、伊勢神宮など、いろんな観光名所を回りました。満足して、さぁ、京都に戻ろうとした三重県の山中の、コンビニの駐車場で車をぶつけられました。

私の前の車が駐車場から出ようとしていて、その後ろで待っていました。そしたら、横に停まってた車が発進し、ぶつかってきました。

すごく大きな音がしたし、震度7ぐらい揺れました。

車の状態

すごい音だったので、車が大丈夫か心配になり、エンジンを切って車外に出ました。

そしたら、車の前方が凹み、バンパーが外れブラブラになっていました。そして、塗装が剥げてしまっていました。

相手の車は白だったのですが、ぶつかったところに私の車の赤い塗料がくっついていました。

なぜか私が怒られる

ぶつかってきた相手の運転手は60代ぐらいの男性。同乗者に高校生ぐらいの男の子と小学生の女の子が2人。

運転手の男性と、高校生ぐらいの男の子が車から降りてきました。そして男の子が私に言いました。

「なんでそんなところに止まっているんですか?」

一瞬、こいつは何を言ってるんだろうかと思いました。

「前の車が駐車場から出るのを待っていたのですが」

と答えると、

「そんなところに止まっている方がおかしんじゃないですか?」

と言ってくるのです。

私が止まっていたのは、駐車場の通路部分。駐車部分じゃなくて、車が走る通路部分です。

そして男の子は続けます。

「そんなところに止まっていたら、うちの車が出られないじゃないですか」

少々怒り気味です。

なんで私が怒られるんだ。

ムカッとして言い返しました。

「なるほど、止まっている車にぶつかって押しのけて、駐車場から出ようとしたのですね。それ、常識なんですか?」

男の子が黙ります。

そして、私は運転手の男性の方を向いて一言、

「免許証のコピーを取るので、出してください」

男性は大人しく免許証を差し出し、私はコンビニの店内に入って行きました。

情け心で警察を呼ばなかったが

免許証のコピーを取りながら考えました。こういう時ってどうするのが正しいんだろう??警察を呼ぶのが普通だろうな。だけど、向こうには小さな女の子が二人いる。多分男性のお孫さんだろう。おじいさんが警察に取り調べを受けてる姿を見せるのはかわいそうだ。

もう午後の6時を回ってるし、小さな子供をこれ以上付き合わせるのもなぁ、などとも思いました。

免許証のコピーを取って現場に戻り、「警察を呼びましょうか」と話しをしたら、男の子がそれは勘弁してください。申し訳ございませんでした。

高校生が謝っているのだし、これ以上追い詰めるのもはばかられるので、修理費用を実費で請求することを伝え、お別れをしました。

事故を起こしたおじさんは、最後まで一言も喋りませんでした。

車は自走可能な状態だったので、ブラブラしているバンパーをコンビニで借りたガムテープで止めて、京都へ帰りました。

修理費を電話で伝えたが

修理の見積もりは約5万円でした。バンパーの凹みの修理と、剥がれた塗装の塗り直しを含めた金額です。

当時は学生だったこともあり、5万という大金を相手に請求しづらいなと思いました。そこで、塗装の範囲を必要最小限に絞り、2万円ぐらいに修理費を抑えて請求することにしたのです。

加害者の自宅に電話をしました。そして、金額を伝えました。私としては精一杯の良心価格です。

そしたら、おじいさんが言いました。

「勉強してもらえませんか」

これは、関西弁特有の値下げ交渉の表現です。つまり、安くしてくれ、と要求してきたのです。このおじさん、とんでもなくめんどくさいやつでした。

「年金暮らしだから、2万円も払えない。払ったら首吊って死ななあかん。どこの学生さんや。立派な大学に通ってはりますなー」

など、ずーっと喋っています。

腹が立ってきました。だから言いました。

「今からでも交通事故として立件可能か、警察に行ってきます」と。

そしたらおじさん、ころっと態度を変えて、お金を送ると言い始めました。そして、約束どおり、お金が送られてきました。ハガキにセロテープでお金を貼り付けて。

非常に不愉快でした。

加害者に情け不要。警察を呼ぶべき

大人になった今だからわかりますが、このおじさん、ただのケチです。

普通、事故をしたら加害者が加入している保険会社を呼びます。でも、このおじさん、呼びませんでした。

事故をして保険料請求をすると、保険料が上がってしまいます。だから、わざと保険会社を呼ばなかったのです。

もし、私が警察を呼んでいたら、保険会社を呼んだのでしょうが、呼ばない、と言ったから、内心、しめしめ、と思っていたのでしょう。

学生相手にセコケチなおじさんです。

学生だったので当時は無知でしたが、世の中には自分が悪いのに責任を取ろうとしない人が大勢います。加害者に情けは不要。警察を呼びましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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