有名企業に就職した元大学生キャバ嬢の友人達。約15年後の現在

私が大学生の時、キャバクラが大流行し始めました。大学生キャバ嬢まだ珍しかったけれど、私の友人達にキャバクラでバイトしている人がいました。

30代後半の彼女たちの現在はどうなったのでしょうか。

にゃんざぶろう
あの頃はみんな輝いてたな

元大学生キャバ嬢達は有名どころに就職

私が大学を卒業した頃は、就職氷河期の真っ只中。特に女子学生の就職はとても厳しかったです。就職セミナーの面談ブースに行くと、「うちは女子採用しませんよ」と、開口一番に言われたこともあります。

女子学生にとって上場企業の総合職への就職は、かなり狭き門だったのですが、そのせまーい門を、大学生キャバ嬢達はスルスルと通過してゆきます。

誰もが知る、一部上場企業のメーカーに総合職として就職した大学生キャバ嬢2名。そしてもっとすごいのが、有名なNPO法人に正規就職した大学生キャバ嬢が1名。

NPO法人への就職は上場企業への総合職へ就職するより難しい。学部卒の新人なんて、年に1名ぐらいしか採用しません。そこに全国から志高き青年達が応募してくるのです。

大学生キャバ嬢達の就職先は、有名どころばかり。彼女たちのキャバ嬢仲間も同じでした。彼女達に就職氷河期なんて関係ありませんでした。

にゃんざぶろう
みんな内定一番乗りだったな

大学生キャバ嬢がなぜ就職に有利だったのか

社会に出てからわかったこと。おじさん達は若い子に話を聞いて優越感に浸るのが大好きだ、ということ。

大学生キャバ嬢はおじさん達の話をじっくり聞いてあげて、褒めて持ち上げていい気持ちにさせる、というスキルがあったんです。

面接官も人間。自分の話を聞いてもらって、気分がよくなったんでしょうね。いい子そう、自分と相性が良さそう、そういう評価します。これが就職に有利だったんですね。

彼女たちの就職先の多くが、いわゆる団塊の世代がたくさんいる、おじさん中心の会社でした。キャバクラで培ったスキルと会社の相性がよかったのでしょう。NPO法人の役員だって、脱サラした団塊の世代の人たちでしたから。

にゃんざぶろう
みんなスーツも着慣れてて、ビシッと決まってたな。

それに、彼女たちは面接の場で全く緊張しなかったそうです。普通の大学生は目の前にスーツを着たおじさんが並んでいると、緊張してしまいます。日常にない光景ですからね。

ですが、彼女達は普段からおじさん達の相手をして、おじさん慣れしています。おじさん達の夜の乱れっぷりも知っています。目の前にいる人たちは、偉い人なのかもしれませんが、普通の人間。

彼女達曰く「普通に質問に答えたら、内定とれたよ」だそうです。

元大学生キャバ嬢のA 大手メーカーの総合職の現在

彼女は大手メーカーで現在も働いています。営業から企画、マーケティング部門に異動し、現在は本社勤務。順調に出世街道を歩んでいます。

会社の業績もアベノミクスのおかげで上昇中。ボーナスもたっぷりです。

プライベートも順調で、優しくて優秀な旦那さんと2人暮らし。幸せそうです。

元大学生キャバ嬢のB 大手流通業界の総合職の現在

彼女の場合、いわゆるFランク大学出身。でも、彼女は東証一部上場の会社(今は上場廃止、業績不振によりが吸収合併)に総合職で就職しました。その大学始まって以来の快挙だったそうです。

彼女はキャバ嬢としてもイケイケで、売り上げは大学生ながらナンバーワン。お店からお店を渡り歩き、お客さんを引き連れてくるので、店と交渉して売り上げの半分を給料としてもらっていました。大学生ながら、かなりの月収があったと思います。

その彼女、入社1年で会社を辞めてしまいます。理由は

「周りが幼稚で嫌になった。30代の男、めんどくさい」

そして、夜の世界に戻り、昼は自営業として化粧品の販売を始めます。

30代後半になった彼女。今は夜の世界に対し不義理なことをしてしまい、引退。現在は、自営業で化粧品販売の仕事だけしています。本人は言わないけれど、年収は所得税を納めていないぐらいだと思います。

今まで何人かの男性と付き合っていましが、どれもロクデモナイ男性でした。わかりやすいDV男。貢いで何度か貯金がゼロになり、今に至ります。

にゃんざぶろう
周りが注意しても、ダメ男と付き合っちゃんだよね。

元大学生キャバ嬢のC NPO法人の現在

彼女はNPO法人を1年半で辞めました。初めからそのくらいで辞めるつもりだったそうです。

そして、主な仕事として始めたのが「ネットワークビジネス」。彼女は大学生のころからやっていて、この仕事一本でやっていきたい!と決意して辞めたとか。

現在、ネットワークビジネスを続けながら、結婚し、子育てもしています。

でも、幸せそうじゃありません。いつも「お金がない。旦那の給料が低い。」とぼやいています。

にゃんざぶろう
旦那さん、かわいそう。

A、B、C、現在を分けたもの

Aの人生はとても順調。地に足をしっかり着け、地道に人生の階段を上っています。でも、B、Cは、どよーん、としています。

B、Cは、大学生キャバ嬢の時、「私は優れた人間なのよ」という自信がありました。大学生の頃から、キャバクラで知り合ったおじさん達の集まりに参加し、「経営者の集まりに呼ばれる私は、一人前」と思っていました。

対して、Aは「私は優れた人間なよ」みたいな高飛車な感じは全くなく、普通の大学生でした。B,Cのようにおじさん達の集まりには参加せず、夜のバイトと昼の生活をきっちり分けていました。

本当は社会人として何も実績がないのに、「優れた人間」という自信が社会の中での本当の立ち位置を見誤らせてしまったようです。

にゃんざぶろう
なんか自信満々だったね。

大切なこと

若い時は誰でも自己像が大きくなりがちで、そのことがとてつもない目標に辿り着くエネルギーになったりします。でも、幻想レベルまでに膨れ上がった自己像は、今時点の自分を受け入れ、自分に見合った生活をすることを阻んでしまうようです。

私が就職活動で苦戦していた時、ひょいひょい将来を決めて行く大学生キャバ嬢達を見て、「すごいなー」と思っていました。私もキャバクラでバイトした方がいいのかな、と考えたりしていました。

15年経ってわかったこと。地に足を着けて生きて行くためには、おじさん達をチヤホヤする小手先の技術じゃなくて、等身大の自分を受け入れて、身の丈にあった生活をする、という当たり前のことでした。

さて、あと15年後、50代はどうなっているでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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