自転車事故の加害者になってしまったら?やばい、責任取れない

ファイナンシャルプランナーとの面談で気づかされたこと。私、自分の人生に対してどうやって責任を取るかばかり考えて、他人に迷惑をかけてしまった時のことを全く考えていなかった。。。

自分に対する責任、他人に対する責任

私は医療保険と個人年金保険に入っています。医療保険は、自分が事故や病気になった時の保障、個人年金保険は自分の老後に対する保障です。病気や怪我をしても、老後仕事ができなくなっても周りに迷惑をかけないために保険に入っています。

でも、それ以外の保険に全く入っていません。

もし、私が自転車に乗っている時に歩行者にぶつかって、怪我をさせたり、死亡させたりしたとします。加害者ですから、ご本人や遺族に対して責任を取るのは当然の義務です。

しかし、この責任、今の私には取れません。取れるだけの財力がないのです。

自転車事故の裁判例

自転車事故で、もし、人を怪我させたり、死亡させたりした場合、どのくらいの責任を負うのか、調べてみました。

賠償額9521万円

小学5年生の男子が夜間帰宅途中、自転車で坂道を走り降りた先で歩行中の女性62歳と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折などの損傷を負い、意識が戻らない状態となった。(神戸地方裁判所、2013年7月判決)

賠償額5000万円

女性高校生が夜間、携帯電話を操作しながら無灯火で走行中、前方を歩行中の看護師の女性57歳と衝突。女性には手足がしびれる重大な障害が残った。(横浜地方裁判所、2005年11月判決)

賠償額4043万円

男子高校生が早朝、赤信号で交差点の横断歩道を走行中、出勤途中の62歳が運転するオートバイと衝突。男性は頭蓋内損傷で13日後に死亡。(東京地方裁判所、2005年9月判決)

出展:交通事故弁護士相談広場

一生働き続ければ償えない額ではありません。一生懸命働き続ければ、なんとかなりそうです。

でも、もし、支払いの途中に自分が病気になったり、死んでしまったりしたら、そこで、償いはストップしてしまうかもしれません。そうなると、責任が果たせなくなってしまいます

どんなに謝っても人を傷つけた過ちは消せません。せめて金ぐらいはなんとかしないと、申し訳が立ちません。

日常で考えられる、人に害を加えてしまう可能性

「お店の商品を壊した」「駅の階段でつまずき、他人を押し倒してけがをさせた」「手が他人の顔にあたり、ブランド物のメガネを壊してしまった」。

生活をしていると、わざとじゃなくても他人に迷惑をかけてしまう可能性があちこちにありあります。

数十万のことだったら、貯金でどうにかなりますが、百万以上のことになると、すぐには対処しきれません。

もし自分が人に大迷惑をかけてしまった場合のことを想定して、準備をしておかないと、迷惑をかけた人に責任が取れない、と思いました。

日常生活で他人に害を与えた時のための個人賠償責任保険。加入済みの場合もある

ファイナンシャルプランナーに、「他人を傷つけたり、他人の物を壊してしまった時のための保険がある」と教えてもらいました。個人賠償責任保険です。自賠責保険と呼ばれる場合もあります。

車やバイクを持っている方は、事故を起こしてしまった時のために、保険に入っています。その保険に、個人賠償責任保険が特約として付帯されている場合があります。

また、火災保険も同様です。アパートやマンションの場合、火災保険への加入が必須です。火災保険にも、個人賠償責任保険が特約として付帯されている場合があります。

こういう保険に入っている方は、特約の内容を確認された方がいいと思います。

個人賠償責任保険に全く入ってない可能性がある人もいる

多くの方が車を持っていて、マンションで一人暮らしをされているので、個人賠償責任保険に知らず知らずのうちに加入していると思います。

ですが、私のように、個人賠償責任保険に入っていない人もいらっしゃると思います。

実家住まいで、車やバイクを持っていない人

実家住まいの方は、ご両親が火災保険の契約者になっていると思います。火災保険に付帯している個人賠償責任保険の補償範囲に家族も含まれる場合がありますが、そうでない場合もあります。

シェアハウス住まいで、車やバイクを持っていない人

シェアハウスの場合、火災保険に個人で加入する場合と、大家さん加入する場合があります。大家さんが加入している場合、自分の行為が、個人賠償責任保険の補償の対象とならない可能性が高いです。

私がこの状態でした。東京23区の駅近のシェアハウスに住んでいるので車やバイクは持ってないですし、火災保険は大家さんが契約しています。

無保険状態でした。

個人賠償責任保険は単体で売ってない

じゃー、個人賠償責任保険に入ろう!っとなりますが、ここで、ファイナンシャルプランナーの方が言われました。

個人賠償責任保険は単体で売っていない

なぜか、というと個人賠償責任保険はとても安く、単体で売ると売主が赤字になってしまうそうです。以前は単体で売っていたそうですが、今はどこの損害保険会社も取り扱いがないとか。

じゃーどうすれば、、、、と思っていたところ、クレジットカード会社の個人賠償責任保険に入るといい、楽天カードの保険がいいよ、とアドバイスをもらいました。

クレジットカード会社の個人賠償責任保険

ファイナンシャルプランナーに個人賠償責任保険を選ぶ際のアドバイスを2つもらいました。

  1. 保険料が少なくて、補償が大きい
  2. 示談交渉サービスがある

示談交渉サービスは大事です。素人同士で話しをしても、なかなか解決しませんし、相手がややこしい人だったら怖い思いをしてしまうかもしれません。

示談交渉サービス付きの個人賠償責任保険があるカード会社を調べてみました。

楽天カード<年会費無料>


保険料220円/月 示談交渉サービス付

日常生活での損害賠償 上限1億円
 傷害により死亡、または後遺障害を負った場合 上限100万円

すごくシンプルで分かりやすい保険です。自転車で事故を起こした場合、物を壊した場合も「日常生活での損害賠償」に含まれます。

JCBカード<初年度のみ年会費無料>

保険料120円/月 示談交渉の相談可能

日常生活賠償プラン 上限1億円
傷害により死亡、または後遺障害を負った場合 上限100万円

月々の保険料は安いのですが、楽天カードのように示談交渉を引き受けてくれません。示談交渉の相談を保険会社にできますが、交渉自体は当事者が行います。

他にもあるが、サービスがイマイチ

イオンカード、三井住友カード、セゾンカード、エポスカードなど、いろんなカード会社が個人賠償責任保険を提供していますが、使い勝手が悪いです。

示談交渉サービスがなかったり、補償の内容が「自転車プラン」「物損プラン」と細々分かれており、それぞれに対して、保険料を支払います。楽天カードように日常のいろんな場面でのリスクに対応しようとすると、月々の保険料が2000円以上になってしまいます。

個人賠償責任保険に関しては、楽天カードが一番です。

自動車保険や火災保険の付帯はやめたほうがいい

ファイナンシャルプランナーに、もし、自動車保険や火災保険の個人賠償責任保険に入っても、個人賠償責任保険はクレジットカードの保険1本にしたほうがいい、とアドバイスを受けました。

自動車保険や火災保険を解約すると、個人賠償責任保険も解約になります。解約時に個人賠償責任保険に入っていることすら忘れていて、気がつかないうちに無保険になってしまっている人が多いそうです。

無保険状態を避けるために、ずっと使い続けるクレジットカード会社が提供している個人賠償責任保険に加入することを勧められました。

参考にしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございまいした

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