セクハラされたので、個人的に復讐した話

やられたら、やり返すタイプです。

ある日会社でセクハラをされました。コンプラインアスがクソみたいな会社に勤めていたので、自分で復讐することにしました。

古典的なセクハラをされた

「いつ結婚するの?」「彼氏いないの?」そんな言葉だけでもセクハラになる時代です。

ある日、こんなセクハラをされました。セクハラをされたのは、私が転職したばかりの時です。転職したばかりなので、早く周りに馴染もうと、飲み会に積極的に参加していました。セクハラされたのは、飲み会の二次会でのことです。

ずっと体を触られ続けました。

逃げられませんでした。左隣は壁、右隣はセクハラ野郎。目の前はテーブル。

怖くて体が硬直し、されるがままでした。

帰りの電車で泣きました。

帰宅しても、触られた感覚が残っています。皮膚の下に、虫が這いずり回っているような気持ち悪さがありました。

台所にあった、たわしを持って、お風呂場に行き、皮膚から血が出るまで擦りました。そして、傷口に熱いシャワーをかけました。激痛が走りました。でも、続けました。

気持ち悪さより、痛みの方がマシでした。

人事・総務部長に相談したが

次の日、直属の上司に相談しました。人事・総務部長に言った方がいい、とアドバイスをもらいました。

そこで、人事・総務部長に面談を申し込みました。なぜ、いきなり人事部長だったかというと、セクハラをした相手が他部署の部長だったからです。

人事・総務部長に相談したらこう言われました。

「なんでオレに言うの?」

「抵抗したの?なんでしなかったの?」

「そういうのって、された人の受け止め方にもよるよね」

会社の中で自浄作用は働かない。

復讐する、と決めました。

復讐の目標

復讐の目標は、私が働くオフィスから追い出すことです。全国に支店がある会社だったので、地方に左遷させることが目標です。

本当はクビにしてもらいたかったのですが、日本の会社は正社員をなかなかクビにできません。だから、せめて、私の目に触れない所に飛ばすことを目標にしました。

復讐は全部自分一人でやることに決めました。

上司や同僚はあてになりません。サラリーマンは上役の人に逆らえないものです。サラリーマンですから。

復讐計画は私の心の中で開始されました。

すれ違う時に思いっきり避ける

オフィス内ですれ違う時、姿を見ると、ざわと遠まわりをしました。セクハラ部長の姿を見ると、下を向き、小走りに別方向へ逃げるように移動するのです。

「小走り」というのがポイントです。「小走り」すると、他の人の目に止まります。避けている、という事実を他の人にも知ってもらうのです。

会議室で席を移動する

セクハラ部長は非常にポジティブでした。俺はモテるとしており、俺がセクハラをすると女性は喜ぶに決まっている、本気で思っていたようです。

だから、会議の時に、わざわざ私の横に座るのです。横に来ると、私は資料を整え、ノートブックを閉じて他の席に移動しました。

会議というのは、偉い人も出席しています。

偉い人に私の行動を不思議がってもらうために、全員が揃ってから移動するようにしました。

セクハラ部長だけ、納期を厳しくする

私は当時、いろんな部署の月末の数字を取りまとめる、という仕事をしていました。セクハラ部長も私に数字を提出します。

この、月末の数字の提出、納期を守れる人なんて、ほとんどいません。だから、いつも守れないことを前提にスケジュールを立てています。

ですが、セクハラ部長だけには納期を厳守させるようにしました。もし、納期を守れなかったら、「セクハラ部長さんから数字の提出がなかったので、セクハラ部長さんの部署だけ数字が未確定です」と報告をしました。

セクハラ部長の能力のなさを周りに知らしめるためです。

このポジティブなセクハラ部長、この時点では「いじめないでー」とニコニコしながら私に話しかけてきていました。

救いようのない、バカです。

セクハラされた事実を社内に拡散

色々と下準備をした結果、周りが異変に気がつき始めます。ここで決定打を与えました。

人間スピーカーとあだ名される女性に相談したのです。セクハラされて、傷ついている。人事・総務部長に相談して、さらに気づついた、と。

その女性は、スピーカーとしての役割を十分果たしてくれました。一瞬で社内に広まりましたし、グループ会社まで飛び火しました。

本人が許しを乞うてきたが

ここでようやく、自分の立場に気がついたセクハラ部長。私が会議室を借りて、書類の作業をしていた時に、会議室にやって来ました。そして言いました。

「セクハラって言いふらすのやめてくれないか」

そして私は言いました。

「具体的に何ことでしょうか」

そして、スマホを取り出し、録音する仕草をして見せました。

近づいてくるセクハラ部長。その部長に一言。

「人を呼びますよ」

セクハラ部長、退散。

会社としても対応せざるを得なくなった

セクハラ部長の部下たちも、セクハラ部長を見るとクスクス笑うようになりました。そして、言うことを聞かない部下も現れました。だって、お前、セクハラだろ?という態度をとるようになってきたのです。

ある日、本部長と話すことになりました。半年に一回の人事査定面談は部長とするのですが、なぜか部長と一緒に本部長がいたのです。

そして、何があったか聞かれました。事実を話しました。

セクハラをされたこと、人事・総務部長に相談したが、全く取り合ってもらえず、むしろ傷つけられたこと。

本部長は今後何かあったら人事・総務部長ではなく、自分に直接言うように、と言いました。

その後、コンプライアンス室に呼ばれました。形だけの事情聴取です。

そして、次の人事でセクハラ部長は地方に左遷されました。

本当は人事・総務部長の人事もどうにかしようとしていたらしいのですが、後任が見つからず、処分保留となったようです。

セクハラをされてから約半年、私の復讐は達成されました。

会社の中で痴漢すれば許される、という怪

電車の中で、女性の体に触ったら、逮捕されます。そして、有罪になったら、職を失います。

しかし、社内での痴漢行為は許されます。逮捕されませんし、職も失いません。左遷ですみ、給料をもらえます。

女性が被害を訴えると、むしろその女性が非難されることすらあります。私もおじさん達に、こんなことを言われました。

「あいつも家族がいるんだから、ほどほどにしておけよ」

家族がいれば、社内で痴漢してもいい、ということなのでしょうか。

だったら、世の中の痴漢さん達はみんなサラリーマンになればいいのです。給料をもらいながら、痴漢し放題なのですから。

本当に意味不明です。

最後までお読みいただきありがとうございまいた。

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