2年前の今頃、前歯3本の差し歯をジルコニアに替えたんだけど、困ったことになっています。ジルコニアのブリッジがしょっちゅう取れます。
歯科検診で問題が見つかった
32歳になった時だったかな。80歳まで歯が20本あるとずっと幸せにごはんが食べられる、という記事を読みました。そっか、おいしいものを食べ続けるために、歯は大事!歯医者さんにに行こう!
という単純な理由で、翌日、近所の歯医者さんに歯科検診に行きました。そこで、問題が見つかりました。前歯を一本抜歯して、ブリッジにしているんですが、ブリッジしている歯の根っこに膿が溜まってたんです。
膿は酸を出すそうで、上あごの骨が一部溶けていました。私もレントゲンを見て確認したのですが、上あごの骨に黒い部分がありますがある。溶けて空洞になってるとのこと。空洞は徐々に広がっていくそうで、左右に広がると、左右の歯が突然抜けるらしい。
恐ろしい、、、。
その場で治療を決めました。
歯の根っこの治療をするために、今ある差し歯を破壊する
ここで1つ問題があります。歯の根治治療のためには、セラミックの差し歯を破壊して、作り直さないといけません。前歯のは高い。費用がかなりかかります。
その時点でつけていた差し歯はセラミック製。これも高級品です。作った当時は1本7万。3本分なので、合計21万円。15年前に作ったのですが、その時の最高級品でした。
差し歯の素材を比較
差し歯の値段は素材によってピンキリです。
硬質レジンジャケット
■ 値段
1本5000円以下(保険適用あり)
■ メリット
安い
■ デメリット
すぐに黄色くなるので、見た目がよろしくない。
ハイブリッドセラミック
■ 値段
私が通っている歯医者は1本3万5千円(保険適用なし)
■ メリット
保険適用なしでも比較的安く作れる
■ デメリット
経年変化で黄色くなる
オールセラミック
■ 値段
一般的に7万円〜(保険適用なし)
■ メリット
見た目が良く、黄色くなりにくいです。私は15年使っていましたが、10年ぐらいは綺麗でした。だけど、長く使っていると黄ばみますね。
■ デメリット
丈夫で長持ちするけど、やっぱり10年ぐらいしか持たないです。
メタルボンド
■ 値段
私が通っている歯医者は1本13万円(保険適用なし)
■ メリット
見た目が良く、内側が金属なのでセラミックより強度があります。
■ デメリット
強度はあるのですが、金属を使っているので歯茎が下がったら、歯と歯茎の間の金属が見えてしまうことも。歯医者には全然オススメできないと言われました。
ジルコニアクラウン
■ 値段
私が通っている歯医者は1本15万円(保険適用なし)
■ メリット
見た目が良く、金属を使ってないので体にもいい。強度もあるので、強い噛み合わせにも耐えることができる。
■ デメリット
高い。もし、作って合わなかった場合、経済的ダメージ絶大。
差し歯の素材にジルコニアを選ぶ
長い間黄色くならない、私は金属アレルギーがあるので、金属を使わない素材。
と、もろもろ条件を考えると、ジルコニアがしか選べませんでした。
費用は、1本15万円。ブリッジなので、15万×3=45万
1ヶ月分の収入を超える値段。将来のための投資だ!
ジルコニアブリッジが完成するまでの流れ
完成までに約1ヶ月かかりました。完成までの流れはこんな感じでした。
1日目
差し歯を破壊。そして、根っこの治療。仮歯を作って終了。
2日目
ジルコニアのブリッジを被せる土台作り。抜歯した歯の両サイドの歯の形を整える。
3日目
引き続き、ジルコニアのブリッジを被せる土台作り。形を調えた歯をさらに補強。
4日目
ジルコリアのブリッジを作るための歯型をとる。
5日目
出来上がったジルコニアブリッジの噛み合わせを微調整。仮止めして使い勝手を確認。
6日目
ジルコニアブリッジを本留め
治療はそれぞれ1時間ぐらいかかります。
ジルコニアのブリッジが取れる
ブリッジ自体は綺麗にできて、見た目も良く、本物の自分の歯みたいでした。
ですが、ブリッジを入れてから3ヶ月後、グラグラしてきました。正月に旅行でタイに行ったのですが、屋台のパイナップルを食べた時に、ブリッジがずれる感覚がありました。
帰国して、パンを食べていたら、前歯が取れました。取れた、というかボキッと折れた。
取れた差し歯を持って歯医者さんへ。
歯医者さんに行くまで、ドキドキでした。また45万払わないといけないのか?ちゃんと保証してもらえるのか?
歯医者さんに行ったら、一から作り直しという診断でした。土台部分がボキッと折れているので、もう使えないと。
私の45万うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ
恐る恐る、再作成の費用を尋ねたところ、保証の範囲内だから無料で作り直してもらえるとのこと。
あーーーーーーよかったーーーーーー!!!!
ジルコニアブリッジを再作成
また新しく作ってもらいました。噛み合わせとか、かなり念入りに確認して、本留めしました。今回も綺麗にできたのですが、
5ヶ月後、取れた。
メントスを奥歯で噛んでいたとき、前歯がボロっと取れました。今回は土台が無事だったので、そのまま付けてもらいました。
その4ヶ月後、また取れました。マーブルチョコを奥歯で噛んでいる時に取れました。
マウスピースを作る
寝ているときに歯ぎしりしていて、前歯に負担がかかってるのかも、ということで、歯型を取ってマウスピースを作ることにしました。
で、マウスピースを作っている間に、また取れました。
マウスピースを受け取りに行った日に付けてもらいました。
夜寝ている時にマウスピースを付けているのに、取れた
マウスピースを付け始めて5ヶ月後、また取れた。そのときは、なんとなく前歯を手で触って見たら、少しぐらっとしたので、ブリッジを下に引っ張ったら、取れました。
(TдT) ウゥ…
もう、どうすれば。
噛み合わせの問題、取れないようにするには歯科矯正するしかないらしい
通っている歯医者さんは腕はいいと思うのだけど、もうお手上げみたいです。前歯に強い力がかかるので、どうしても取れてしまうみたいで。
歯の噛み合わせ全部を変えないと無理っぽいです。
歯科矯正には1年半の時間がかかるそうで、さらにショックなのは、ジルコニアブリッジをまた作り直さないといけないんです。
あーもーそんなお金ない。宝くじにでも当たらないと払えない。
ジルコニアブリッジのデメリットをまともに食らってしまった。
ジルコニアブリッジを作る前に、保険適用の歯で試せばよかった
安い歯で試してからジルコニアブリッジを作ればよかったと、今更ながら後悔しています。45万がパーになってしまうんですから。
今、歯科矯正するか、かなり迷っています。歯科矯正には最低150万かかると言われました。作り直すブリッジの費用も含めると200万ぐらいかかります。
ヽ(τωヽ)ノ モウダメポ
次取れたら、大学病院にセカンドオピニオン聞きに行こう。できればこれ以上お金を払いたくない。
困ってる方は歯科医さんに相談するサイトもあるので、ここへ相談してみるといいと思います。私も相談して、いろんなご意見をいただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。